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AndroidとiPhone、それぞれ相手に勝る魅力は(後)

2019/11/07

Michael Simon PCWorld

気の利いたジェスチャーナビゲーション

 「Androidにもジェスチャーナビゲーションはある!」と言いたい人もいるだろう。確かにそのとおりだ。しかし、直感的な使いやすさは、iPhoneの足元にも及ばない。Android 10には2種類の体系があり、Samsungのスマホにはまったく別の体系があるが、どれもiPhoneに比べて分かりやすさやシンプルさで劣る。前の画面に戻る、アプリを切り替える、ウィジェットを表示するなど、iPhone 11のジェスチャーナビゲーションはiPhone Xの時と同様にスマートで、ホームボタンを使う方法は古風に感じてしまう。Androidのジェスチャーナビゲーションの手法は、完成版の少なくとも2つか3つ前のバージョンを模倣したかのような印象だ。

メッセージ

 Androidでのメッセージは困った代物だ。暗号化、入力中であることの通知、ステッカー、デバイスの同期といった今風の機能は、搭載していないか不十分かのどちらかである。一方、iPhoneでのメッセージは快調だ。もちろん、本領を発揮するのは、iPhoneユーザー同士でメッセージをやりとりする場合だが、吹き出しが緑色の時でも、Androidでのメッセージに比べれば、格段に優れている。

性能面の最適化

 iPhoneとAndroidの性能差については、別の記事で詳しく取り上げたいと思うが、ベンチマークの類いを一切実行しなくても体感できる。「A13 Bionic」と「Snapdragon 855」の違いだけが理由ではない。AppleはiOSを徹底的に最適化しており、どのバージョンも、GalaxyシリーズやPixelシリーズで動くAndroidよりずっと速く感じられる。実際、本記事を執筆している今現在、筆者のiPhoneのApp Switcherには40のアプリが表示されているが、Androidの最新版ソフトウエアを見せびらかす絶好の機種であるはずの「Pixel 3 XL」では、5つしか表示されていない。率直に言って、RAMが4GバイトのiPhoneの方が、12GバイトのGalaxy S10+より働きぶりがよい。これは由々しきことである。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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