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GoogleがPixelの製品化を他社に委ねるべき理由(後)

2019/11/21

Michael Simon PCWorld

 米GoogleのPixelが4世代目に突入した。これまでに莫大な費用を投じ、著名写真家ともコラボレーションしたとなると、さぞかし完成度が高まったのだろうと思いきや、「Pixel 4」はGoogleの歴代の端末でワースト1だというのが大方の意見だ。

前回から続く)

何かが足りないPixel

Credit: Christopher Hebert/IDG

 はるか昔の2009年、iPhoneに対抗できるモバイルOSの準備を進めていた頃のGoogleには、Androidを独り占めにしておくという選択肢もあった。しかし実際には、巨大化の可能性に目を向ける方を選んだ。1台の端末でiPhoneと張り合うことも不可能ではないかもしれないが、オープンソースのプロジェクトにすれば、iPhoneが決して太刀打ちできないような勢力を手にできると考えた。

 この作戦は功を奏した。Androidは、市場シェアが90%に迫るほどまで勢力を拡大し、数え切れないほどの製品があらゆる価格帯で出そろった。だが、問題はクオリティだ。GoogleがAndroidに改良を重ねて次々とバージョンアップしていくことは可能だが、誰でも自由に使えるように公開しているため、全体を統制する手段がない。約1000ドルの韓国Samsung Electronicsの「Galaxy Note 10+」が1台使われているとしたら、Android NougatやOreoで動く低価格のスマホは何十台と使われている。低速のプロセッサと出来の悪いカメラを搭載し、セキュリティも二流の端末である。

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