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クラウド選び、10のこだわりポイント(後)

2019/12/05

Michael Simon Macworld

 クラウド事業者のビジネスは、当初からコモディティ化していた。仮想CPUの割り当てやメモリ容量など、細かく見れば違いもあるが、一見同じようなマシンを無尽蔵のように使えるという点は、どのクラウドも同じだった。同じディストリビューションが動き、コマンドラインの反応も変わらない。指示ひとつでマシンを簡単に増やせる点も同じだ。

前回から続く)

パソコンとの連携

Credit: stux

 大企業ともなると、あらゆる場所でクラウドが使われており、部門間のコラボレーションも多い。例えば、Google G Suiteを使っている企業なら、Googleスプレッドシートで扱うデータは、Google Cloud Platformのサービスと連携させる方が、皆にとってしっくり来る。また、大企業でデータを扱う時の定番であるMicrosoft Excelには、Azureからデータを取り込める機能や、Azure Analysis Servicesに接続できる機能がある。古くからの習慣を改めるのは難しい。パソコンで使うアプリケーションは、企業では特に古くから染み付いている習慣の1つである。

スポットインスタンス

 AWSには、需要と供給に合わせてインスタンスの使用料金を調整するスポットインスタンスという機能がある。自由市場の信奉者や、オークションで落札した時のワクワク感がたまらない人にふさわしい機能だ。特定の時刻に実行しなくても構わないバッチ処理や月次レポートなどのタスクを、料金が安い時に回せる。ただし、クラウドの処理の需要は妙な時間に急増することもあるという点は頭に入れておきたい。例えば、ストリーミングサービスの中には、週末夜の利用増加に対処するためにクラウドを利用するところもある。

自動割引

 Google Cloudには、契約者が何も考えなくても割引が適用される「継続利用割引」という制度がある。インスタンスの実行時間が月の25%を超えると、自動的に割引料金になる仕組みだ。交渉や契約更新、プラン変更は不要で、料金が勝手に下がる。

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