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米家電大手Whirlpool、プライベート5G導入を進める狙いは(下)

2020/01/10

Maria Korolov Network World

 米国でプライベート5Gネットワークの早期導入を進めている企業の1つが、大手家電メーカーの米Whirlpoolだ。オハイオ州の工場の1つにプライベート5Gを導入する狙いは、無人搬送車の制御に伴う問題を解決することにある。

前回から続く)

パブリック5Gネットワーク

Credit: Thinkstock

 Whirlpoolは、オンプレミスの5Gネットワークに加えて、AT&Tが今後サービスを始めるパブリック5Gネットワークも活用する計画だ。工場のインターネット接続で、メインの光ファイバー回線の障害時に、バックアップ回線として利用するというものだ。そこで、Whirlpoolが導入を進めている5Gルーターは、光ファイバー回線から公衆セルラーネットワークに切り替えられる機能を備えている。

 「費用の高さを考えると、メインの回線として使うのは難しいかもしれないが、ディザスタリカバリの状況で、この回線がなければ工場の操業を続けられないという瀬戸際になった場合、操業停止で失う費用に比べれば、ずっと安上がりだ」とBarnes氏は説明する。

 バックアップとしていつでも使えるようにしておくために、若干の維持費が必要だが、それ以外の費用は従量制だという。スイッチの切り替え1つで、ルーターの5G接続を有効にできる。「今後使うことがないとしても、安上がりな保険だ。メイン回線が失われた場合は自動で切り替わるよう、ひとまず自動化を試してみるつもりだ」

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