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コラボレーションアプリとデジタルトランスフォーメーション(中)

2020/02/05

Matthew Finnegan Computerworld

 ネットに軸足を移す小売業者やメディア企業にとっても、現場の従業員の業務改善を目指す企業にとっても、成功のためにはデジタルプラットフォームが欠かせない。この現実はますます広がりつつある。従業員がいつどこでもリアルタイムでコラボレーションできるかどうかで、ビジネスの成否が変わる。

前回から続く)

Credit: Metamorworks / Getty Images / Thinkstock

 デジタルコラボレーションツールなら、多種多様な従業員が交流できる。これまでのメールだけでは不可能だったとToledo氏は言う。これが実現されたことで、ビジネスに具体的な成果が生まれ、離職率も下がった。

 「社内全体でのコラボレーションが活発化する中で、非正規従業員の定着率が着実に上昇し、そこに正の相関関係があることに気づいた。わずか1年前にWorkplaceを導入して以来、非正規従業員の定着率は20%上がった。歓迎されているという気持ちを最初から抱いてもらえるようになった証しだ」

 ダイエット関連サービスを手がける米Weight Watchersでは、世界各地の従業員1万8000人の交流のためにWorkplaceを2018年に導入したことが、社内でのナレッジ共有に役立ったと幹部は考えている。

 Weight Watchersのコーポレートコミュニケーション担当シニアバイスプレジデント、Stacie Sherer氏は、以前の取材で次のように話していた。「いかにして全員を束ねるかは、大きな問題であり、大きな課題だった。地域間の壁や、本社と現場の間の壁を、どのように崩せばよいか。週に数時間だけ仕事をする従業員も、仲間意識を求めている」

 Workplaceの導入は従業員に歓迎されたとSherer氏は言う。「ある従業員はこう話していた。『他の国で働いている従業員も、廊下の先にいるかのように感じられる。Workplace上での交流のおかげで、親しい知人のように思える』。プロフィールは自分で作成できる。業務上のコラボレーションやコミュニケーションに関するグループに加えて、個人的な趣味や興味に関するグループもあることから、仕事仲間について、他の手段では分からないような一面を知ることができる」

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