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コラボレーションアプリとデジタルトランスフォーメーション(下)

2020/02/07

Matthew Finnegan Computerworld

 ネットに軸足を移す小売業者やメディア企業にとっても、現場の従業員の業務改善を目指す企業にとっても、成功のためにはデジタルプラットフォームが欠かせない。この現実はますます広がりつつある。従業員がいつどこでもリアルタイムでコラボレーションできるかどうかで、ビジネスの成否が変わる。

前回から続く)

Credit: Dawid Zawiła / Pete Linforth

 同じようにSlackを利用している企業には、データ分析プラットフォームを手がける米Splunkもある。「当社のコミュニケーションの文化がSlackで大きく変わると考えた」と、学習・開発担当バイスプレジデントのFred McAmis氏は言う。

 Slackを導入するまでは、コミュニケーションに使うツールは社内でばらばらだった。「マーケティング部門と、製品部門やエンジニアリング部門とで、別々のツールを使っていた。最高技術責任者(CTO)が就任した際、エンジニアリング部門がSlackを導入した。最初は試験的なプロジェクトだったが、すぐに会社全体に広がった」

 現在では、ピンポイントの簡潔なインスタントメッセージを使って、プロジェクトを円滑に進めやすくなった。「リアルタイムで対応でき、メールのような堅苦しさがない」

 コラボレーションのプロセスを改善したことは、ビジネスが拡大する中で俊敏性を維持する成果にもつながっている。「従業員が年々増える中、会社の体験を維持することは重要だ」

 専門能力開発の道筋を明確にしておくことは、社員のモチベーション維持につながるとMcAmis氏は言う。同社のSlackには、社内での現在のレベルを問わずに全社員が参加できるリーダーシップコースのチャンネルもある。

 「主軸となる取り組みはトレーニングだが、習得の強化も必要だと思う。そこで、Slackを利用してトレーニングを補完し、社員の連携を維持したり、学んだことを自分たちで確認する場として活用したりできるようにしている。Slackがあるおかげで、知識をすばやく共有でき、ナレッジデータベースを構築できる」

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