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Windowsを改善するためにAppleを参考にしてほしい5つのこと(前)

2020/02/12

Michael Simon Macworld

 米Microsoftにとって、Windows 7のサポートを終えた今のタイミングは、Windowsに対する姿勢を考え直すよい機会だ。その際には、同社の長年の敵、すなわち米Appleをぜひ参考にしてほしいと思う。Windowsのアップグレードのハードルを下げ、ユーザーのブランドロイヤリティと満足度を高められるような流儀を取り入れていく必要がある。特に勧めたい点を5つ挙げる。

アップグレードを無料にする

Credit: Apple/Microsoft

 Microsoftは、3年以内で10億人をWindows 10にアップグレードさせるという目標を広く公言していたが、実際は大きく届かなかった。理由は簡単だ。無償アップグレードの期間を長く設けていたとはいえ、その後のアップグレードは有償だったからだ(非公式の裏技を使えば別だが)。Windows 10 Homeは139ドル、ビジネス向けの上位機能をうたうWindows 10 Proは200ドルもする。

 Microsoftが今もパソコンメーカーからWindows 10のライセンス料金を徴収するのは、それがかなりの稼ぎになるためだ。「OSは当社にとって最重要のレイヤーではなくなった」とSatya Nadella最高経営責任者(CEO)が認めているものの、時価総額が1兆ドルを超えた現在の同社においても、Windowsは依然として大きな稼ぎ頭だ。10億台以上のデバイスでWindowsが動いているということは、それだけの数のアクティブユーザーがいて、サードパーティーのライセンスも膨大な規模になる。

 だが、アップグレードの際にエンドユーザーからお金を取るのは筋違いだ。Appleは、2013年リリースのOS X Mavericks以降、OSのアップグレードでは1円たりとも徴収していない。

UIをころころ変えるのをやめる

 Windows 7からWindows 8や10へのアップグレードを拒む人が大勢いたのは、予算の制約やハードウエアの互換性、ユーザーの怠慢が理由とは決して限らない。特筆したいのは、インタフェースの大規模な変更だ。Windows 8は、それまでのWindowsの流儀があらゆる面で一変した。スタートメニューも、タブレット指向のタイルを使ったインタフェースも、アプリの構造も、以前とは異なった。Windows 8が抱えていた主な問題は、Windows 10でほとんどが修正されたが、その痕跡は今もなお残っている。

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