TOPSoftware > Windowsを改善するためにAppleを参考にしてほしい5...

Software

Windowsを改善するためにAppleを参考にしてほしい5つのこと(後)

2020/02/14

Michael Simon Macworld

 米Microsoftにとって、Windows 7のサポートを終えた今のタイミングは、Windowsに対する姿勢を考え直すよい機会だ。その際には、同社の長年の敵、すなわち米Appleをぜひ参考にしてほしいと思う。Windowsのアップグレードのハードルを下げ、ユーザーのブランドロイヤリティと満足度を高められるような流儀を取り入れていく必要がある。特に勧めたい点を5つ挙げる。

前回から続く)

Surface Neoを大切にする

Credit: Microsoft

 今後のWindowsにとって最大の手本となりそうな製品が、Appleからではなく、当のMicrosoft自身から発表された。360度回転するデュアルディスプレイを搭載した「Surface Neo」である。2020年に登場するデバイスの中でも、特にワクワクする製品だ。発売は年末だが、既に次世代のWindowsに影響を及ぼしつつある。

 Appleが製品をデザインする時には、既存のバージョンのiOSやmacOSの枠に製品をはめ込むような考え方をするのではなく、ハードウエアとOSが協調して機能するように両方をデザインする。ハードウエアに応じてソフトウエアの機能が定まり、進むべき道が決まる。

 Microsoftでも、Surface Neoはそのような製品になっている。Windows 10の既存のアーキテクチャーをはめ込んだデバイスではなく、両方を一緒に作り上げ、新しいプラットフォーム、Windows 10Xにまとめた。

 確かに、Windows 10のエディションを減らせと先ほど言ったばかりだが、Windows 10Xには、他のWindows 10とは違う明確な用途がある。Windows 10Xを搭載したデバイスを購入する時には、ハードウエアに合わせてデザインされたエクスペリエンスが確実に得られるという安心感がある。Appleで言えば、iOSとiPadOSが分かれているのと似たようなものだ。おおむね同じである両OSを別々にしたことで、むしろ曖昧さがなくなった。Microsoftのデバイスのうちで、Surface Neoへの期待感は、初代のSurface以来で断然高い。その理由は、華麗なハードウエアにあるのではない。ハードウエアとソフトウエアが見事に融合していることにある。

↑ページ先頭へ