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ハイブリッドクラウド環境の管理に必要なツールとスキル(下)

2020/02/21

John Edwards Network World

 ハイブリッドクラウドにはさまざまなメリットがあるものの、環境が複雑化して管理に苦労している企業も多い。通常は、対処のために何らかの管理ツールを利用することになるが、いざ導入してみると、その管理ツール自体が、ハイブリッドクラウド環境に負けず劣らず複雑な場合もあり、混乱の元になることもある。

前回から続く)

Credit: Jeremy Perkins

 米電気工事業者Rosendin Electricでサイバーセキュリティとコンプライアンス担当のシニアディレクターを務めるJames McGibney氏は、さまざまな重要業務をハイブリッドクラウドで支えている。「2年ほど前に、オンプレミスのディザスタリカバリ、品質保証、本番環境の移行に着手し、数百テラバイトのデータを含むクラウド化を行った」

 McGibney氏はAWSとVMWareの管理コンソールを使用している。今のところはニーズを満たせているが、ハイブリッドクラウド管理者の多くと同様に、業界の進展には絶えず注目している。「選択肢を把握しておくという観点から、他の製品も調査している」と話す同氏だが、当面はツールを変える予定はない。現在はAWSとVMwareのツールで満足しているとのことだ。

スキルの磨き直し

 ハイブリッドクラウド管理プラットフォームを選ぶというのは、ソフトウエアを購入しVMを立ち上げて動かすというだけの話ではない。「導入の際に、適切なプロダクトオーナーやエンジニアをきちんと選んだうえで、プラットフォームのデプロイや維持管理のためにさらに必要となる教育や資格があるかどうかを確認すること。アーキテクチャーを完全に定義し、スタッフの賛同を得たうえで、当人たちと力を合わせて、教育が十分でない部分を見極め、今後に向けた強固な運用計画を確立する必要がある」とBurns氏は言う。

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