TOPSoftware > Office 365 ProPlusでChromeのデフォル...

Software

Office 365 ProPlusでChromeのデフォルト検索エンジンがBingに、反発広がる(後)

2020/02/20

Gregg Keizer Computerworld

 米MicrosoftがOffice 365に関して1月下旬に示したある方針に、ユーザーから反発の声が上がっている。2月以降、「Office 365 ProPlus」の新規インストールやアップデートを行う際に、一部の国では、ユーザーが利用している「Google Chrome」のデフォルトの検索エンジンを、Microsoftの「Bing」に変更するというものだ。

前回から続く)

Credit: Microsoft

 「ブラウザーハイジャック」や「PUP(Potentially Unwanted Program)」といった言葉を聞くと、こうした手法をよく目にした頃を思い出す。パソコンに感染したマルウエアが、ブラウザーの設定(主にデフォルトの検索エンジンやホームページ)を変えることで、特定のサイトへのアクセスを大量に発生させ、その運営元に広告収入が入るようにするという手口だった。

 Googleは、Chromeのハイジャックを防いだり、Chromeウエブストアに登録されていない非公式の拡張機能をインストールさせないようにしたりといった面で、膨大な時間と労力を費やし、Chromeの守りを固める取り組みを長年続けてきた。

 今回MicrosoftがChromeにしようとしていることは、まさにGoogleが阻止しようとしてきた類いの行為だ。

 Officeについてのフィードバックや要望を受け付けるためにMicrosoftが開設している「UserVoice」というサイトには、「Chromeはあなた方のブラウザーではない。手を出すな!これでがアドウエアもいいところだ。この愚策には面食らった」とのコメントも寄せられている。

 (本記事を執筆している1月28日時点で、デフォルトの検索エンジンを強制的に変更しないよう求めるUserVoiceの投稿には、900以上の賛成票が投じられ、180以上のコメントが付いている)

 復讐を誓っている人もいる。Daniel Princeさんは、UserVoiceに次のように投稿している。「自分の職場でOffice 365を力強く推進してきたことを、今回の件で心から後悔している。面目が丸つぶれだ。私の管理対象はWindowsとMacを合わせて9万台にのぼる。来週、Bing.comをファイアウォールのレベルでブロックする。あなた方の愚かな行為に、相応の報いがあればと思う」

↑ページ先頭へ