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Office 365 ProPlusでChromeのデフォルト検索エンジンがBingに、反発広がる(後)

2020/02/20

Gregg Keizer Computerworld

ユーザーの同意を得るべきとMicrosoft自身も規定

 Microsoftの拡張機能「Microsoft Search in Bing quick access」は、GoogleのChromeウエブストアで既に公開されている。どうやらGoogleは、この拡張機能の登場を大目に見たようだ。本記事執筆時点では、最終更新日は1月28日となっている。

 この拡張機能のレビュー欄でも、反発しているユーザーが何人かいる。Michael Studteさんは次のようにコメントしている。「無用のプラグインだ。同意なしでのインストールが認められてはならない。Chrome Edgeなら好きなようにいじってくれて構わないが、他社のブラウザーには手を出すな!」

 実は、Microsoft自身のポリシーにも、ブラウザーのデフォルトの検索エンジンを勝手に変えるような行為を禁じる内容が含まれている。このポリシーが現在でも有効なのかどうかは、はっきりしない。

 Microsoftは、従来のEdgeに適用される「Microsoftのブラウザー拡張機能に関するポリシー」の中で、次のように定めている。「Microsoft Edgeのすべての拡張機能は、Microsoft Storeから展開する必要がある。インストールは、Microsoft EdgeとMicrosoft Storeで提供されるユーザーエクスペリエンスのみを使用し、ユーザーが開始および完了しなければならない」

 また、別のサポート文書でMicrosoft自身が示している「望ましくないソフトウエア」の定義にも、今回の拡張機能の配布方法が抵触しかねない文言がある。「ソフトウエアはインストール前にユーザーの同意を得る必要がある」というものだ。Microsoftはこれまでのところ、Office 365 ProPlusの次期アップデートをロールアウトする際のユーザーの同意の扱いについて、何も説明していない。

 Office 365 ProPlusの新規インストールや次期アップデートで拡張機能を展開するMicrosoftの計画について、GoogleとMozillaにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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