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スマホのマルチレンズカメラ、違いを知るための基礎知識(後)

2020/03/12

Fergus Halliday PC World Australia

クアッドレンズの先へ

 クアッドレンズ化の話も、ここまでの話の展開と少し似ている。

 人気を得た超広角レンズを搭載するにあたって、メーカーには2つの選択肢があった。1つは、従来のトリプルレンズ構成のいずれかのレンズに代えて超広角レンズを搭載する方法。もう1つは、従来の構成に超広角レンズを加えたクアッドレンズ構成にする方法だ。

 当然、大半のメーカーは後者を選んだ。

 さらに、ToF(Time of Flight)センサーや深度センサーも加わってきた。単独で写真を撮影できる部品ではないが、スマホの一連のカメラをいっそう高度にするものとして、他のレンズとの間でスペース争いが増えた。

 望遠レンズを省いた機種や、広角レンズをメインにした機種、マクロレンズを搭載した機種もあった。

 クアッドレンズのスマホがますます増える中、マルチレンズカメラのあり方が一様ではないことは、明確になりつつある。

トリプルレンズとクアッドレンズはどちらがよいか

 締めくくりとして言っておきたいのは、一般論としてはレンズが多いに越したことはないものの、自分が撮影したい写真や動画の方向性に沿ったレンズを備えているスマホを選ぶのが一番だということだ。

 高倍率のズームを望むなら、広角写真に全力を注いだクアッドレンズカメラより、望遠レンズ付きのトリプルレンズカメラの方がよさそうだ。

 結局のところ、レンズの数よりも、自分がそのレンズで何をしたいのかが肝心だ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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