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新型コロナの感染拡大、CIOの事業継続の取り組みは(中)

2020/04/08

Clint Boulton CIO

 新型コロナウイルスはあらゆる業界に影を落としている。企業のIT責任者にとっては、従業員がリモートワークで安全に業務を進められる環境や手段を整えることが、これまでにないほど重要になっている。

前回から続く)

リモートワークの作業環境を整備

Credit: RobertBreitpaul / Getty Images

 SaaSベースのソフトウエア資産管理ソリューションを手がけるスウェーデンSnow Softwareは、現在は全面的なリモートワークに切り替えている。CIOのAlastair Pooley氏は、従業員が会社支給のノートパソコンを使って自宅で業務に従事できるよう尽力した。欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)のもとでは、企業の従業員が業務データを自宅のコンピューターで扱うことは認められないからだ。

 Pooley氏にとっての強みは、Snowが使用している120以上のアプリケーションの95%以上がクラウドで稼働し、従業員に多要素認証を義務づけていることだ。こうした「ゼロトラスト」のネットワークアクセスモデルなら、セキュリティを強化しつつ、従業員がアプリとデータにどこからでもアクセスできる。「リモートワークへの態勢は万全だ」とPooley氏は言う。

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