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定番とは一味違うデータベース9選(後)

2020/04/16

Serdar Yegulalp InfoWorld

 データベースを利用する時には、MySQL/MariaDB、PostgreSQL、SQLite、MongoDBといった有名どころが無難な選択だ。しかし時には、こうした汎用的なデータベースが今一つフィットせず、もっと特徴的なデータベースが必要になるケースもある。今回の記事では、定番の選択肢とは一味違うデータベースを9つ紹介する。インメモリアナリティクス、キーバリューストア(KVS)、時系列データベースなど、顔ぶれは多彩だ。

前回から続く)

KeyDB

Credit: -mosquito- / Getty Images

 広く使われているパワフルなインメモリKVSにはRedisがあるが、シングルスレッドのパフォーマンスや使いやすさといった面で批判の声もある。KeyDBは、プロトコルレベルでRedisと互換性があり、ドロップインリプレースで使えるが、ネットワークI/Oとクエリ解析のマルチスレッド化をはじめ、内部処理でいくつかの優れた改良が加わっている。Redisも、次期バージョンのRedis 6でI/Oのマルチスレッド対応が加わる予定だが、KeyDBなら今すぐに使える。

M3DB

 M3DBは、米Uberのエンジニアリングチームが開発した分散型時系列データベースで、Uberのメトリクスプラットフォーム(Prometheus用のデータストア)で使われている。Apache Cassandraや米FacebookのGorillaプロジェクトからもアイデアを得て、任意の時間精度、アウトオブオーダーの書き込み、構成可能なレベルのレプリケーションなどの特徴を持つ。ただし、開発チームもドキュメントで言及しているように、現時点では時系列データベースのあらゆるユースケースに適しているとは限らない。例えば、アウトオブオーダーの書き込みの時間枠に制約がある(デフォルトは2時間)。また、読み書きはfloat64のデータ向けにのみ最適化されている。

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