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SOCアナリストの仕事、給与、資格(下)

2020/05/22

Josh Fruhlinger CSO

 SOCアナリストは、サイバーセキュリティの職種の1つである。SOCはSecurity Operations Centerの略で、企業のITインフラを監視して脅威に対処するチームだ。SOCアナリストをはじめとするセキュリティプロフェッショナルが1カ所に集まって作業にあたることが多く、脅威の監視と対処のほか、セキュリティシステムおよび防御策の弱点や改善すべき点の評価も行う。企業各社は、社内の組織としてSOCを設置する場合もあれば、専門業者にアウトソーシングする場合もある。

前回から続く)

SOCアナリストの資格とトレーニング

Credit: Getty Images

 SOCアナリストの仕事に就くうえで何より必要なのは、既に述べたとおり、ITの実務経験である。しかし、就転職の際には、自分の知識の水準を資格で伝えるという手もあるし、その受験に向けたオンライン講座やトレーニングリソースも多い。IDG Insiderサイトの記事でNeal Weinberg氏が勧めている資格は、「Cisco Certified CyberOps Associate」(旧称Cisco CCNA Cyber Ops)だ。

 大規模な企業や組織のSOCでアナリストとして働く人向けだというこの資格は、「認定カリキュラムが実務的かつ的確で、仕事の内容に直結しており、アソシエイトレベルのSOCプロフェッショナルが実際に求められる具体的な作業内容に非常に近い」とのこと。この資格に向けたトレーニングは、Cisco Learning Networkでも受けられる。

 また、EC-Councilが手がける資格「Certified SOC Analyst(CSA)」では、準備のための講座も提供されている。Training CampやInfoSecTrainなど、サードパーティが実施しているトレーニングプログラムもある。

 だが、SOCアナリストとしての価値を証明する手段は、SOCと銘打った資格だけではない。結局のところ、標準的なセキュリティスキルを一通り備えていることを主に証明できればよいのであって、そのために使える資格はたくさんある。Redditのあるスレッドで、有益だった資格としてSOCプロフェッショナルたちが賛同していたのは、CompTIAの「Security+」や、EC-Councilの「Certified Ethical Hacker」だった。

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