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オンライン診療が当たり前の時代へ、ネット環境の拡充が必須(後)

2020/06/04

Zeus Kerravala Network World

 新型コロナウイルスのパンデミックで、仕事、生活、学習、娯楽のあらゆる面が一変し、ニューノーマル(新常態)の様相を呈している。中でも、特に大きな変革がもたらされるであろう業種の1つが、医療業界だ。

前回から続く)

緊急対応サービスの展開

Credit: Da Kuk / Getty Images

 今回のパンデミックでは、緊急対応サービスもその真価を試され、ネットワーク接続の改善が救助に効果を発揮することが示された。米AT&Tと米緊急対応者ネットワーク庁(FirstNet:First Responder Network Authority)は、警察・消防・救急などの緊急対応を支える全米規模のネットワークを運用している。だが、FirstNetのJason PorterシニアバイスプレジデントがCiscoのオンラインフォーラムで語ったところによると、災害対応で幅広い経験を持つFirstNetにとっても、今回の新型コロナウイルスは違った。国内のすべての街が、火災、洪水、竜巻に同時に襲われたかのようだったと同氏は振り返る。

 FirstNetは、新型コロナの最初の重大局面で緊急対応サービスのニーズが急激に高まった時に、最新の態勢を整えるための力となった。サプライチェーンのパートナーと協力して、緊急対応者のデバイスを確保したほか、既存のネットワークインフラが不十分な場所では、補助的なインフラを配備した。データや通信に直ちにアクセスする必要がある緊急対応者のために、ネットワークは遠隔地を幅広くカバーしていることが求められる。

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