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AppleとGoogleが新型コロナ対策でタッグ、接触追跡技術の内容は(中)

2020/06/17

Jason Cross Macworld

 つまり、このログには、ユーザーが接触した可能性がある人のスマホの識別子がすべて記録されている。持ち主の個人情報や、具体的にどこで接触したかを表す位置情報は、この接触ログには一切含まれていない。

 こうした利用者の中に、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された人が出たとする。この場合、公衆衛生機関のアプリを通じて、陽性となったことを本人が報告すると、本人の許可のもとで、そのスマホが使っていた識別子が、一元的なデータベースにアップロードされる。この中にも、個人情報や位置情報は一切含まれていない。

 各スマホは、陽性者のスマホが使っていた識別子のリストを、サーバーから定期的にダウンロードする。そして、受信したリストのそれぞれの識別子を、自らが保持している接触ログの識別子と照合する。

 両方に同じ識別子があった場合、そのスマホの持ち主は、陽性者の近くにいたことがあるという意味になる。この場合、スマホに警告が表示され、対象者が陽性と判定された日付と、接触した日付が示される。

 公衆衛生機関のアプリは、接触時の互いの距離や、接触が継続した時間の情報も、スマホのシステムから得られる(距離はBluetoothの信号強度から判断する)。恐らく、10秒の間にすれ違っただけの人が陽性になっても警告は出ないだろうが、ドッグランで10分間横にいた人が陽性になった場合は、警告の対象になる。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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