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より良い判断を導き出すための意思決定支援システムとは(中)

2020/06/24

Thor Olavsrud CIO

意思決定支援システムの構成要素

 マネジメント学習サイトManagement Study HQでは、DSSの主な構成要素として、データベース、ソフトウエアシステム、ユーザーインタフェースの3つを挙げている。

 1. DSSデータベース:組織の内部データ、各種アプリケーションが生成するデータ、サードパーティからの購入やインターネットからのマイニングで手に入れる外部データなど、さまざまなデータソースのデータが含まれる。データベースの規模は、小さなスタンドアロンシステムから、巨大なデータウエアハウスまで、ニーズに応じて異なる。

 2. DSSソフトウエアシステム:データを分析して目的の情報を得るために必要な、さまざまな数学的モデルや分析モデルで構成されている。DSSで使用するモデルの種類や数は、ユーザーの要件やDSSの目的によって異なる。一般的なモデルには次のようなものがある。

  • 統計モデル:事象の発生と、その事象に関連する要素との関係を確立するために使う。例えば、商品の売上と、場所や天候などの要素との関係を分析する。
  • 感度分析モデル:What-If分析に使う。
  • 最適化分析モデル:所定の制約のもとで対象変数の最適値を見つけるために使う。
  • 予測モデル:回帰モデルや時系列分析などのモデルを使って予測を行い、事業環境の分析や今後の計画に役立つ情報を得る。
  • 感度逆分析モデル:ゴールシーク分析とも呼ばれる。変数の目標値を決め、その目標値を得るために他の変数が取るべき値を割り出す。

 3. DSSユーザーインタフェース:分析結果の表示や操作を行うためのダッシュボードなどのユーザーインタフェース。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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