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サーバーレスを活用するには――AWS Lambdaの場合(下)

2020/07/03

Isaac Sacolick InfoWorld

 クラウドネイティブのアプリケーションやサービスを動かす手段には、数多くの選択肢がある。さまざまなプラットフォームで多種多様なアプリケーションやサービスを開発し、コンプライアンス要件も多岐にわたる企業は、コンテナやCaaS(Containers as a Service)を考えるかもしれないし、開発スタックや運用上の制約があまりなく、本番稼働までのステップをシンプルにしたい企業は、設定や技術上の専門知識といった面からPaaS(Platform as a Service)を選択するかもしれない。

前回から続く)

サーバーレスコンピューティングの今後

Credit: TNS Sofres (CC BY 2.0)

 サーバーレスコンピューティングは、技術的な制限や、コンプライアンスとセキュリティに関する制約から、ユースケースの範囲が狭いと考える人もいる。サーバーレス関数はコンテナで稼働することから、インフラのセットアップ、構成、管理、制御はクラウド事業者に委ねることになる。規制対象企業の場合、パブリッククラウドで稼働するサーバーレス関数は選択肢にならないかもしれない。

 また、コンテナやPaaSを使って大規模なアプリケーションやサービスを構成してきた企業の場合、関数用に別のホスティングサービスを利用することのメリットについて議論があるかもしれない。Infrastructure as Codeを利用して、適宜選択したインフラに関数を直接デプロイする方法も考えられる。

 一方で、サーバーレス関数をエンタープライズソフトウエア開発の本流と捉える立場の人もいる。インフラの計画や実装のステップなしで関数をデプロイできるシンプルさは、開発者にとってありがたい。少なくとも、開発段階ではサーバーレス関数を利用して、後で必要な場合にのみPaaSやコンテナに移すという方法がとれる。

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