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動的サイトと静的サイトをいいとこ取り、Jamstackとは(上)

2020/07/13

Josh Fruhlinger InfoWorld

静的サイトジェネレーター

 Webの最も基本的な仕組みを、完全な初心者に説明するとしたら、次のような感じになるだろう。「Webサーバーのディスクのどこかに、HTMLファイルが置かれていて、HTTPのアドレスを通じてアクセスできるようになっている。WebブラウザーはそのHTMLファイルをダウンロードし、中身を解釈して、Webページとして表示する」。だがこの説明は、ブラウザーからアクセスした時点でサーバー上にHTMLファイルが既に存在するものと想定している。つまり、静的なサイトの説明だ。先ほども触れたように、この十数年は、リクエストがあった時にHTMLファイルをその場で生成する動的なWebサイトが主流だった。その際、フォームやURLを通じて渡されたパラメーターを生成に使うことも多い。

 Webの黎明期は、Webページはどれも静的で、Web開発者の多くはHTMLのコードを手入力で記述していた。その後、Webページが複雑化してくると、米MacromediaのDreamweaverのように、静的なHTMLページを作成できるWYSIWYGツールが登場した。時はめぐり、動的なWebの時代をへて、2010年代半ばに静的なWebのムーブメントが始まると、Gatsby、Hugo、Jeckyllなど、「静的サイトジェネレーター」と呼ばれるツールの新たな波が生まれた。Dreamweaverのようなツールとは違い、静的サイトジェネレーターはコマンドラインベースで、CI/CDのプロセスとの連携を念頭に置いた設計になっている。HTMLファイルの生成元のコンテンツはMarkdown記法で作成するものが多い。生成したHTMLファイルを公開用としてGitHubなどのリポジトリに自動でアップロードし、それに連動して実際のサイトのページを更新するといった連携が行えるようになっている。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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