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動的サイトと静的サイトをいいとこ取り、Jamstackとは(中)

2020/07/15

Josh Fruhlinger InfoWorld

Netlifyとは

 Netlifyはクラウドコンピューティング企業で、創業者の1人であるMathias Biilmann氏がJamstackという言葉を考案した。Netlifyは、Jamstackの流儀に沿ってサイトを構築するのに適したWebホスティングサービスを提供している。

 Netlifyは、静的サイトの運用で課題となっていたキャッシュ無効化の問題に対処したことを、売りの1つに挙げていた。データベースのデータに基づいてページを生成する動的なサイトは、すべての閲覧者に最新バージョンのサイトを確実に見てもらうことができるが、Jamstackの静的なサイトは、CDNで多数のサーバーに分散配置される場合も多く、最新バージョンのページの反映がそこまで単純ではない。CDNのサーバーにキャッシュされている古いバージョンのサイトが無効化されるまでに、数分から数時間を要する場合もある。NetlifyのCDNは、古くなったキャッシュの即時無効化の機能により、この問題を回避している。

 Jamstack向けのホスティングを手がけている事業者はNetlifyだけではないし、同社がJamstackを商標登録して独占的に支配しようとしているわけではない。Jamstackのホスティングやデプロイにはいくつかの選択肢があり、AWS、Google Firebase、Microsoft Azureなど、大手クラウド事業者も参入しつつある。

JamstackのCMS

 Webサイトを運営している方はご存じのとおり、サイトを構築してホスティングするのは、サイト運営の出発点にすぎない。新しい記事やコンテンツをサイトに追加していくための手段も必要だ。記事やコンテンツの作成者は、通常はプログラマーとは異なるので、ユーザーフレンドリーなツールが求められる。そこで、CMS(コンテンツ管理システム)の出番だ。WordPressをはじめ、従来のCMSは、サイトのコンテンツを投稿するためのバックエンドのUIや、コンテンツのデータベースを管理するための機能、ブラウザーからのリクエストに応じて動的なWebページを生成する機能などを持つ。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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