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Microsoft Storeの実店舗閉鎖、その影響を考える(後)

2020/07/22

Mark Hachman PCWorld

 Macは普通に動くマシンで、PCは愛好家向けのマシンである。そう決めつけるのは確かにステレオタイプだが、米Appleの実店舗がにぎわっている一方で、米Microsoftの実店舗がすべて閉鎖されることになった理由の一端は、その見方から説明がつくかもしれない。

前回から続く)

Credit: Martyn Williams

 Apple製品に関しては、消費者は製品が問題なく動いて当然と思っている。そう言ってよいと思う。普通に動かないのはおかしいことであり、Appleの専門スタッフに直してもらう必要がある。一方、PCユーザーは一般に、不具合に出くわした時には、ため息や悪態をついた後で、解決策を探し始める。599ドルのPCには難点がきっとあると、PCを買う人は理解していることが多い。Appleは、いわば高級車のように、利用者が製品を持ち込んでサービスを受けてくれることを望んでいる。Windows PCは、DIYでの手直しもありだ。

 現在の流れは今後も続きそうだ。新型コロナの収束が見えない中、実店舗を冷やかして回ることには今や比重が置かれなくなっている。オンライン販売は引き続き優勢だ。物理的な不備がある商品や、問題を自分で解決できそうにない商品は、そのまま返品するのみだ。購入したPCのことが分かってきた利用者は、Redditのようなコミュニティサポートサイトやハウツー動画をはじめ、自力での問題解決策を参考にするようになる。

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