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Anacondaを他のPythonと共存させる方法(前)

2020/08/18

Serdar Yegulalp InfoWorld

 まず変更に値する項目は、インストールの対象ユーザーが「自分のみ」か「すべてのユーザー」かというオプションだ。管理者権限がある場合は、「すべてのユーザー」を選んでおく方が手っ取り早い。「自分のみ」を選択してデフォルトの設定のまま進めていくと、インストール先がUsersフォルダのサブフォルダとなる。そのパスを把握しておけば問題ないとはいえ、後でインストール先の場所を扱うのが多少面倒になる。

 インストーラーでその次に出てくるページでは、インストール先のフォルダを変更できる。場所が分かりやすくなるよう、ドライブのルートに近いフォルダにするとよい。筆者の場合は、Dドライブをアプリケーション用に確保していることから、「D:\Anaconda3」というフォルダにした。対象ユーザーを「自分のみ」でインストールした場合には、階層が浅いフォルダを選択できない場合もあるかもしれないが、パスはなるべくシンプルな方がよい。

 なぜシンプルなパスがよいかというと、他のPythonと干渉しないようにAnacondaを設定する中で、Anacondaのインタープリタのパスを手動で指定することが必要になる場合があるからだ。この後であえてPATHの設定から外すため、必ずしもパスが自動検出されないことがある。したがって、シンプルに見つけられるパスの方が面倒がない。

 インストーラーのその次のページでは、「Anaconda3を環境変数PATHに追加する」「Anaconda3をシステムのPython3.7として登録する」という2つの項目があるが、どちらもオフにする。1つ目をオフにすることで、既存のPythonのPATHの設定を生かしたままにできる。2つ目をオフにすることで、デフォルトのインタープリタとしてWindowsレジストリーに登録されている既存のPythonの設定を生かしたままにできる。

 残りのインストールは普通に進める。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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