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企業で広がるコンテナ利用、インフラや管理を一括提供するCaaSとは(中)

2020/08/26

Scott Carey InfoWorld

CaaSの主な選択肢

 CaaSのサービスは、主要クラウド事業者の多くが提供しているほか、新たに提供を検討している事業者もある。

 クラウドサービスで市場の先頭を行くAWSには、Amazon Elastic Container Service(ECS)やAmazon Elastic Kubernetes Service(EKS)があり、広く利用されている。また、Flexeraの分析によると、Azure Kubernetes ServiceやGoogle Kubernetes Engine(GKE)の導入も大きく伸びている。

 この大手3社は、サーバーレスのKubernetesサービスも提供しており、AWSにはECS on Fargate、MicrosoftにはAzure Container Instances、GoogleにはCloud Run on GKEがある。Amazon EKS、Azure Kubernetes Service、Google Kubernetes Engineとは違い、サーバー管理の作業が不要で、オンデマンド消費のユースケースに適している。

 Google CloudのプラットフォームとしてはAnthosもある。コンテナ化したアプリケーションをオンプレミスでもクラウドでも稼働できるハイブリッド/マルチクラウド環境向けプラットフォームで、クラウドでの稼働を担うGoogle Kubernetes Engine、オンプレミスでの稼働を担うGKE On-Prem、管理/ポリシー/セキュリティなどの構成を一元的に扱うAnthos Config Managementなどの要素から成る。パブリッククラウドは、現在はGoogle Cloud PlatformとAWSに対応しており、Azureは今後対応予定。

 主要3社以外にも、米IBM傘下のRed Hat、米VMware、独SUSE傘下のRancher、英Canonical、米D2iQ(旧称Mesosphere)、米Rackspace、米Oracle、米HPE、中国Alibaba、中国Huawei、中国Tencentなど、さまざまな企業がCaaS系のマネージドサービスを提供している。オンプレミスとパブリッククラウドの両方のデプロイに対応しているサービスもある。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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