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米国の新興テクノロジーハブ6選(下)

2020/09/11

Sarah K. White CIO

 今回の記事では、2019年の平均給与の伸びが特に大きかった米国の新興テクノロジーハブを6カ所紹介する。

前回から続く)

テキサス州ダラス、同フォートワース

Credit: iStock

 テキサス州の中で、主要なテクノロジーハブとして以前から認識されていたのはオースティンだ。Diceによると、オースティンのテクノロジープロフェッショナルの平均給与は年9万5118ドルである。しかし、同州のテクノロジーハブとしては、ダラスやフォートワースも存在感を高めつつある。テクノロジー求人数は前年比で5%増、平均給与は年9万5002ドルで同5.8%増だった。IT人材の採用を行っている主要企業としては、IBM、Deloitte、Salesforce.com、Lockheed Martin、Southwest Airlines、American Airlines、Goldman Sachsなどがある。

 NerdWalletによると、ダラスの生活費はオースティンより10%高額で、住居費も16%高い。例えば、標準的な3ベッドルーム/2バスルームの住宅価格は、オースティンでは約34万8000ドルなのに対し、ダラスでは約40万8000ドルだ。それでも、ダラスの生活費はシアトルよりは低い。シアトルは、平均給与がダラスより年1万ドルほど上回るものの、生活費は実に44%も高い。ダラスのテクノロジー産業は、2006~2008年頃から大きく成長を始めた。AT&Tが本社をダラスに移したのがその頃だった。その後、Oracle、Cisco Systems、富士通のFujitsu Network Communications、Hewlett Packard、Microsoft、Verizon Wirelessなどのテクノロジー企業の拠点もできた。

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