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iOS 14でさらに強化されるプライバシー機能(前)

2020/09/08

Jason Cross Macworld

大まかな位置情報

 アプリが位置情報を使用するには、以前からユーザーの許可が必要だった。iOS 13では、使用しているアプリの位置情報利用を許可するか、あるいは1度だけ利用を許可するかを、ユーザーがアプリごとに指定できるようになった。また、バックグラウンドで常に位置情報を利用しているアプリがある場合、そのままでよいかどうかを確認するリマインダーが時々表示される。

 iOS 14では、位置情報のアクセス許可の設定がさらに強化され、正確な位置情報と大まかな位置情報のどちらを使うかをアプリごとに設定できるようになる。「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」で変更が可能だ。

 正確な位置情報というのは、iOS 13までと同じレベルの情報だ。宅配サービスや配車サービスなど、番地に近いレベルまで位置を特定する必要があるアプリに適している。だが、ニュース記事や天気予報の地域設定のように、市区町村レベルくらいの大まかな位置情報で事足りるアプリも多い。その場合、正確な位置情報を無効化すれば、プライバシーを多少保護できる。大まかな位置情報の方が、更新の頻度も低い。

写真ライブラリへの限定アクセス

 これまで、アプリがiPhone上の写真ライブラリにアクセスする時にユーザーが与える許可は、すべての写真へのアクセスを認めるか、一切認めないかという二択で、プライバシーが気になるユーザーのための中間的な選択肢がなかった。

 iOS 14では、一部の写真に対してのみアクセスを認めるという設定が加わり、対象となる個別の写真やフォルダを指定できるようになる。設定や対象は、「設定」→「プライバシー」→「写真」でアプリごとに変更できる。

 以前、人気の写真加工アプリで、ユーザーが選択した写真よりも多くの写真をサーバーにアップロードしているとの話が持ち上がったことがある。今回加わるアクセス許可があれば、そうした行為をOSレベルでブロックできる。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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