TOPSoftware > Pythonコードのチェックツール/整形ツール5選(後)

Software

Pythonコードのチェックツール/整形ツール5選(後)

2020/09/17

Serdar Yegulalp InfoWorld

 Pythonのコードは、文法的に正しくて意図したとおりに動くのであれば、理屈のうえでは問題ない。だが現実には、プロジェクト全体でスタイルを統一する必要がある。それも、Python自体が推奨するスタイルに従うのが望ましい。幸い、スタイルのチェックや修正は、手作業に頼る必要はない。Pythonには、汎用的なものから特徴的なものまで、スタイルの統一に役立つさまざまなツールがあるからだ。

前回から続く)

pylint

Credit: Tumisu

 Pythonのlintツールの中でも特に広く使われているのが「pylint」だ。他のツールと同様、コードをチェックして、規約に従っていない箇所やその修正方法を提示する。

 pylintのチェックはとりわけ綿密と言える。コードについて非常に多くの問題を指摘されることがあるが、場合によっては、自分の状況では関係のない指摘が含まれていることもある。結果の出力が冗長な場合は、プロジェクトの特性に合わせて設定を調整できる。

 pylintが検出する問題は、重大性の低いものから高いものまで5種類に分かれる。「C(Convention)」は、PEP 8などの規約への違反を示す。「R(Refactor)」は、例えば循環インポートや、同じような行の羅列など、効率性や分かりやすさの面でリファクタリングの余地がある部分を表す。「W(Warning)」は、例えば到達不能コード(関数のreturnの後の行など)や、__init__のないクラスなど、Python固有の問題への警告を表す。「E(Error)」は、例えば未定義の変数など、コードの実際のバグを表す。「F(Fatal)」は、pylintの処理を続行できないような問題を表す。

↑ページ先頭へ