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Fitbit SenseとVersa 3、どちらを選ぶ?(後)
2020/09/25
米Fitbitは8月下旬に、スマートウオッチやフィットネストラッカーの最新のラインナップについて発表した。「Ionic」がついに終了となったり、「Inspire」と「Inspire HR」に代わる「Inspire 2」が登場したりといった変化に加えて、ハイエンドでは2種類の新型スマートウオッチがお目見えした。329.95ドルの「Fitbit Sense」と、229.95ドルの「Fitbit Versa 3」だ。価格差が100ドルある両製品は、何がどう違うのだろうか。
(前回から続く)
健康管理機能とフィットネス機能

SenseもVersa 3も、Fitbitのデバイスの一般的な機能は網羅している(歩数、上った階数、消費カロリー、睡眠、エクササイズの記録など)。さらにSenseは、次世代のセンサーを使って実現した新機能をいくつか搭載している。
Senseは、腕に付けた状態で、ストレスの測定、睡眠中の皮膚温の測定、心律動の記録が可能だ。測定の方法は次のとおり。
- EDA(ストレス測定):ディスプレイの上に手のひらを置く
- ECG(心電図測定):ステンレス製のリングを30秒間つまむ
- 皮膚温:睡眠中に自動で測定される
月10ドルまたは年80ドルの有料サービス「Fitbit Premium」の利用者なら、Fitbit Senseから得られる情報はさらに充実する。例えば、ストレスマネジメントスコアの詳細な内訳として、身体運動のバランス(活動の効果)、身体反応(心拍数、心拍数の変動、皮膚電気活動)、睡眠パターン(睡眠の質)などを確認できる。新たなHealth Metricsダッシュボードでは、呼吸速度(1分間の平均呼吸数)、安静時心拍数(心臓血管に関する重要指標)、心拍数の変動(脈の間隔の変化)、皮膚温の変化などを確認できる。