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3大クラウドが注力するエッジコンピューティング(後)

2020/10/08

Isaac Sacolick InfoWorld

Google Cloud

 パブリッククラウド市場で第3位のGoogleは、エッジ関連のサービスやプロダクトでも他社を追いかける立場にある。最近の動きや発表としては、ハイブリッド/マルチクラウドプラットフォーム「Anthos」のエッジでの展開や、通信事業者と共同で進めるエッジ戦略「Global Mobile Edge Cloud」、5G接続に関するAT&Tとの提携などがある。

 パブリッククラウドの大手3社は、IoT、5G、エッジでの機械学習が交差した部分から、次なるイノベーションの波が生まれると考えている。米Dellや米HPEなど、インフラやデータセンター向け製品を扱う企業に、この新たな市場をやすやすと奪われるわけにはいかない。そこで、自社のクラウドプラットフォーム、コンテナ、オーケストレーション、各種機能を、エッジデータセンターや通信事業者のエンドポイントで活用できるようにするためのサービスやプロダクトを打ち出して、対抗を図っている。それも自社単独ではなく、通信事業者、インフラ事業者、大手サービス事業者と手を組んで取り組みを進めている。

 パブリッククラウドのエッジコンピューティングソリューションはまだ始まったばかりだが、大手3社がエッジに本腰を入れたことが明確に示すように、エッジは前途有望なフロンティアだ。企業各社は、パブリッククラウド事業者のエッジソリューションを選ぶにせよ、インフラ、ネットワーク、コンピューティングプラットフォームを自前で構築するにせよ、高まりつつあるエッジのイノベーションの波に乗り遅れるわけにはいかない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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