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Microsoftの認定資格「Data Analyst Associate」、その内容は(前)

2020/10/27

Thor Olavsrud CIO

 米Microsoftは今年3月、15種類の認定資格と44種類の資格試験を廃止することを発表した。同社は2018年9月に、データアナリスト、データエンジニア、データサイエンティストなど、ロールベースのトレーニングと認定制度に注力する方針を打ち出しており、従来の資格の廃止はそのハイライトとも言える。

Credit: DNY59 / Getty Images

 こうして廃止が決まった資格の1つに、データアナリスト向けの「Microsoft Certified Solutions Associate(MCSA):BI Reporting」がある。Power BIやExcelのダッシュボードやレポートでデータを視覚化するための知識と技能があることを認定する資格だった。これに代わる資格としては、「Microsoft Certified:Data Analyst Associate」が推奨されている。同じくデータアナリスト向けで、Power BI関連のスキルを中心とする資格だ。

 市場調査会社のインドMordor Intelligenceの予測によると、企業各社はデータ分析の活用に今後ますます力を入れ、世界のデータ視覚化市場の規模は、2020~2025年の年平均成長率が9%を超える見通しだ。こうした中で米Gartnerは、アナリティクス/ビジネスインテリジェンスプラットフォームのマジッククアドラントで、Microsoftを13年連続で「リーダー」に選出している。包括的で先見性のある製品ロードマップや、Microsoft Officeのチャネルを通じた提供範囲の広さを評価してのことだ。こうした評価の高さは、Power BIのデータ準備、視覚的なデータ探索、インタラクティブなダッシュボード、強力な分析によるところが大きい。

 米Glassdoorのデータによると、Power BIのスキルを持つデータアナリストの給与は年5万4000~11万3000ドルの範囲で、平均は7万6402ドルとなっている。

Microsoft Certified:Data Analyst Associateの内容

 Microsoft Certified:Data Analyst Associateは、データを視覚化するレポートやダッシュボードをPower BIで構築しているデータプロフェッショナルやBIプロフェッショナルを対象としている。スケーラブルなデータモデルの設計と構築、データのクリーニングと変換、データの可視化によるビジネス価値の実現に対応できる専門家であることを証明できる。この資格を取得するには、Pearson VUEで受けられる認定試験「Analyzing Data with Microsoft Power BI」に合格する必要がある。試験で問われるスキルは、「データの準備」「データのモデル化」「データの視覚化」「データの分析」「成果物の展開と維持」の5種類に分かれている。

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