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開発方法論を比較、アジャイル型とウォーターフォール型(後)

2020/11/05

Moira Alexander CIO

 プロジェクトを成功へと導くには、プロジェクトマネジメントの方法論を適切に見定めることが第一歩となる。だが、数ある方法論の中で、組織や対象プロジェクトにとって最善の選択をすることは、必ずしも簡単ではない。

前回から続く)

ウォーターフォールに関連するスキル

Credit: Thinkstock

 従来型のウォーターフォールのプロジェクトチームは、プロセスや手順が確立されている組織環境でうまく機能する。意外性はあまり必要としておらず、そういうものがない方が効果が高い。順番どおり物事を進め、要件にフォーカスする。チームメンバーは、組織内のさまざまな領域のステークホルダーや顧客と共同作業を行うことができ、ポリシーや厳格な指針にきちんと従う。

アジャイルとウォーターフォールのプラス面とマイナス面

 アジャイルとウォーターフォールには、それぞれさまざまなプラス面とマイナス面が考えられる。

アジャイルのプラス面

  • 開発の迅速性と柔軟性。
  • 短期間のスプリントを繰り返し、品質に主眼を置くことから、ウォーターフォールよりも早い段階で不備を特定し修正できる。
  • 複数の小規模なチームに異なるタスクを割り当てることができ、開発のさまざまな側面や段階を停滞させずに済む場合がある。
  • 開発の中で必要に応じてプロダクトへの変更を迅速に加えられる。

アジャイルのマイナス面

  • スプリントに関する経験が豊富なスクラムマスターが必要。本質的にスピード感があるイテレーションに冷静に対応できる人物が求められる。
  • 変更のレビューの要求の多さに顧客がフラストレーションを感じることがある。
  • 時間帯が異なる世界各地に分散しているリモートチームで、組織化や自律性が不足している場合には、問題が生じることがある。

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