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Python 3.9の特徴と新機能(前)

2020/11/04

Serdar Yegulalp InfoWorld

 Pythonの最新バージョン「Python 3.9」が10月初めにリリースされた。バージョン3.9では、言語の機能のほか、Python自体の開発サイクルにも変更が加わっている。Pythonの人気はここ数年で大きく高まり、データサイエンスや機械学習をはじめ、新興著しい分野での利用が急増した。Pythonの開発チームは、新たなニーズに対応していくための取り組みに力を入れている。今回の記事では、Python 3.9の主な特徴や新機能の概略を紹介する。

Pythonのリリースが年1回に

Credit: Thinkstock

 従来は、Pythonの開発やリリースは18カ月間隔で進められていた。しかし、PEP 602という提案が取り入れられたことで、今回のPython 3.9からは、1年間隔のリリースに変わった。

 リリース間隔が短くなると、リリース1回あたりの新機能は減ることになるが、機能テストに対するフィードバックの迅速化や、互換性に影響する変更の減少が期待される。ユーザーや、Linuxディストーションの管理者にとっては、Pythonを頻繁にアップグレードしようという意欲が高まる。また、開発サイクルの後の方で提案された新機能も、あまり待たずに新バージョンに取り入れられることになる。

 Python 3.9に続くPython 3.10は、2020年5月19日にプレアルファの開発が正式に始まっており、3.9が正式リリースとなったタイミングで、アルファ段階に入った。正式リリースは2021年10月の予定だ。その後のバージョンも、同様のパターンで開発が進められていくことになる。

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