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データアーキテクトに求められ役割とスキル(前)

2020/11/10

Thor Olavsrud CIO

データアーキテクトとデータエンジニアの違い

 データアーキテクトとデータエンジニアの役割には密接な関係がある。ある意味では、データアーキテクトは上級のデータエンジニアという面もある。米Dataversityの記事によると、データアーキテクトとデータエンジニアは、エンタープライズデータ管理フレームワークの概念化、可視化、構築に協力して取り組む。データアーキテクトはフレームワーク全体を可視化して青写真を作成する役割を担い、データエンジニアはその青写真を形にする役割を担う。逆に、データエンジニアは、データの検索や抽出のための実地的なフレームワークの構築という面で、データアーキテクトを支援する。

データアーキテクトへの道

 データアーキテクトは発展段階にある職種で、業界標準の資格や研修プログラムはない。一般には、データエンジニア、データサイエンティスト、ソリューションアーキテクトとしての職務を通して学びを重ね、データの設計、管理、保存に関する経験を何年か積んだうえで、データアーキテクトへと進むことになる。

データアーキテクトに適した人材と能力

 Dataversityの記事によると、データアーキテクトは、情報技術、コンピューターサイエンス、コンピューターエンジニアリングなどの学位を持つ人が多い。クラウドやデータベース全般についての深い理解、使用するアプリケーションやプログラムについての理解、データモデリングのすべてのフェーズについての理解が求められる。また、学び続けることは仕事の一部だという認識も欠かせない。

 データアーキテクトには次のような能力が求められる。

  • 目的のビジネスモデルを形にするデータ処理モデルの設計
  • 主要なデータエンティティとその関係を表すダイアグラムの作成
  • 設計したシステムを構築するために必要な構成要素のリストの作成
  • 明瞭、簡潔、効果的なコミュニケーション
翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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