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データアーキテクトに求められ役割とスキル(後)

2020/11/12

Thor Olavsrud CIO

 データアーキテクトは、エンタープライズデータ管理のフレームワークの可視化や設計の任に当たり、業務要件から技術要件への変換や、データの規格および基準の定義といった役割を担う。このフレームワークは、データの計画、設計、実装、生成、収集、維持、利用、保存など、データのライフサイクル全体のプロセスを扱う。また、国際的非営利団体のDAMA Internationalのデータ管理知識体系(DMBOK:Data Management Body of Knowledge)によると、データアーキテクトは、共通のビジネス語彙の策定、戦略的要件の明示、その要件を満たす統合デザインの全体像の提示、企業戦略や関連するビジネスアーキテクチャーとの整合なども担当する。

前回から続く)

データアーキテクトのスキル

Credit: Dell Technologies

 データ管理を専門とするBob Lambert氏のブログ記事では、データアーキテクトに必要なスキルとして以下を挙げている。

  • システム開発の基盤:システム開発のライフサイクル、プロジェクトマネジメントのアプローチ、要件/設計/テストの手法に対する理解が必要
  • データモデリングとデータベース設計への造詣:データアーキテクトのコアスキルであり、ジョブディスクリプション(職務記述書)でも特に求められる。概念化からデータベース最適化まで、データモデリングのすべてのフェーズに精通していることが必要
  • 標準的なデータ技術と新興のデータ技術への幅広い理解:データの管理やレポートに関する標準的な技術への詳細な理解に加えて、カラム型データベース、NoSQLデータベース、予測分析、データビジュアライゼーション、非構造化データなど、新たに登場してきた技術や手法に対する経験や知識も必要
  • コミュニケーションや立ち回りの巧みさ:データの全体像を構想し表現する能力や、組織の中でしたたかに動く才覚が必要

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