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AWSのコストを削減、Savings Plansとは(前)

2020/12/01

Will Kelly InfoWorld

 企業各社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響の中でクラウドに移行したシステムのさらなるコスト削減を模索し、クラウド調達にあらためて注目している。担当者としては、米Amazon Web Services(AWS)が2019年11月に始めた料金モデル「Savings Plans」について理解を深めておくべきだろう。AWSの利用料金を最大72%削減できる料金モデルだ。

Credit: 123RF
Credit: 123RF

 ソーシャルリサーチプラットフォームPulse.qaで50人以上のIT幹部を対象に行われた最近の調査によると、AWSのSavings Plansでクラウド支出を節約できているとの回答は、わずか16%にとどまった。実際にコストを削減できる可能性があることは間違いないが、最大限の効果を得るためには、この料金モデルの細かな部分について理解する必要がある。

Savings Plansの仕組み

 AWS Savings Plansとは、1年間または3年間にわたって、1時間につき何ドル分AWSを使うという契約を結ぶ代わりに、使用料金が割引になる制度だ。例えば、1時間につき100ドル分は使うという契約を結んだ場合、100ドルに達するまではSavings Plansの割引料金が適用され、超過分はオンデマンド料金で計算される。Savings Plansには次の2つのタイプがある。

  • Compute Savings Plans:こちらの方が柔軟性が高い。オンデマンド料金に比べ、最大66%の節約になる。リージョン、インスタンスファミリー、サイズ、OS、テナンシーに関わらず割引が適用される。
  • EC2 Instance Savings Plans:特定のリージョンで特定のインスタンスファミリーを使用する場合に限定したプラン。オンデマンド料金に比べ、最大72%の節約になる。指定したリージョンとインスタンスファミリーであれば、サイズ、OS、テナンシーに関わらず割引が適用される。

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