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AWSのコストを削減、Savings Plansとは(後)

2020/12/03

Will Kelly InfoWorld

 企業各社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響の中でクラウドに移行したシステムのさらなるコスト削減を模索し、クラウド調達にあらためて注目している。担当者としては、米Amazon Web Services(AWS)が2019年11月に始めた料金モデル「Savings Plans」について理解を深めておくべきだろう。AWSの利用料金を最大72%削減できる料金モデルだ。

前回から続く)

Credit: 123RF
Credit: 123RF

 Savings Plansの導入に向けた状況確認は、AWSのダッシュボードのCost ExplorerやAPI/CLIで行える。システムインテグレーターを通じてクラウドサービスを調達している場合は、Savings Plansの利用について問い合わせるとよい。

 Savings Plansを活用するためには、クラウドで稼働しているワークロードを理解することが鍵となる。そう話すのは、企業向けのファイル共有、同期、バックアップ、リモートアクセスのソリューションを手がける米FileCloudのVenkat Ramasamy最高執行責任者(COO)だ。稼働しているワークロードに変動があるのか定常的なのかを把握することが重要だと同氏は言う。SaaSアプリケーションの開発や運用に携わっている場合を除けば、ワークロードはおそらく定常的だ。その場合、Savings Plansの選択が合理的で、大きなコスト削減につながる可能性がある。

 クラウドマネジメントプラットフォームを手がける米cloudtamer.ioのシニアソリューションデリバリーマネージャー、Scott Dix氏は、Savings Plansについての意思決定プロセスの指針としてクラウドのロードマップを使うことを勧める。ロードマップがあれば、クラウドプロジェクトの早い段階で、リザーブドインスタンスやオンデマンドインスタンスからのコスト削減をモデル化できる。最初の請求額を見て驚いた後で取りかかるのとは大きく違う。

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