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Windowsに望む4つの改良(前)

2020/12/08

Preston Gralla Computerworld

 米Microsoftが2021年にリリースを予定しているWindows 10の大型アップデートでは、久々に大規模な刷新が加わるとのうわさが報じられている。「Sun Valley」というコード名で、スタートメニュー、アクションセンター、タスクバー、エクスプローラーのUIや操作性が新しくなるとの話だ。そのほか、ウインドウの四隅に丸みを持たせたり、ダークモードへの対応を強化したり、Microsoftのデザイン体系「Fluent Design」への統一感を高めたりといった変更が加わるらしい。

Credit: Microsoft
Credit: Microsoft

 何ともつまらない話だ。興奮もワクワクもない。この程度の変更が大規模な刷新として報じられていることからも分かるように、Windows 10が打ち出す新機軸への期待値は、ものすごく下がっている。昔なら、このくらいの変更はマイナーチェンジとみなされた。だが最近は、Windows 10の年2回の更新では、新機能らしい新機能がほとんど出てこない。だから、ネタに飢えているテクノロジー系メディアにとっては、タスクバーやスタートメニュー、アクションセンターのちょっとした改良やデザイン変更が、画期的なブレイクスルーのように響くのだ。

 MicrosoftがWindows 10の刷新に時間とリソースを投じない理由は簡単だ。同社の未来はWindowsにはないということである。さらに言えば、同社の現在すらWindowsにはない。近年のMicrosoftは、基本的にクラウド企業へと変貌した。その最たる例はAzureとOneDriveだ。そして、今やOfficeもクラウドベースに変わった。現在のMicrosoftは、永続ライセンスのインストール版ではなく、「Office 365/Microsoft 365」のサブスクリプションを前面に押し出している。

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