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Windowsに望む4つの改良(後)

2020/12/10

Preston Gralla Computerworld

 不要なプレインストールアプリをクリック1つですべて削除できるようなボタンを、Microsoftが用意してくれればよいと思う。Microsoftにとっては難なく実現できる機能のはずだし、筆者以外にも大勢のWindowsユーザーが喜ぶはずだ。

安全なOS

 OSとしての安全性を妥当な水準まで高めることも、要望として挙げておきたい。Windowsのセキュリティへの不安は、やはり皆が慣れっこになっていて、そのことを気にも留めなくなっている。

 例えば、11月の米国の選挙では、政府の情報機関、セキュリティ企業、Microsoftが総力を結集し、他国の機関やハッカーが選挙に介入しないように対処する必要があった。また、大企業や公益企業、地方自治体などが、攻撃を撃退するために巨額の費用を投じることを余儀なくされているのも、望ましいことではない。

 選挙後は、その種の攻撃を防げたことへの喜びの声を多く耳にした。確かに、喜ばしいことではあるのかもしれない。だが裏を返せば、Windowsは元来セキュリティに不安があって危険であるという認識が、それだけ当たり前になっているということだ。だからこそ、何も問題が起きなかった時に、めでたく感じるのだ。

 ハッカーや他国の機関がWindowsを標的にするのは、世界で圧倒的に多く使われているOSだからであり、そのためにmacOSやLinuxよりも常に攻撃の的になっている。その点は筆者も重々承知している。しかし、だからといってMicrosoftの姿勢を大目に見るわけにはいかない。世界で最も使われているということは、セキュリティの実現に対する責任もそれだけ重い。選挙、ビジネス、公益事業、行政などの安全を確保するために、皆が途方もない努力を強いられるのは、いかがなものだろうか。

 今回挙げた4つの要望を、Microsoftがかなえてくれる可能性は低い。結局は、ウインドウの四隅が丸くなっておしまいだろう。しかし、希望は抱いてもよいはずだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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