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ワークフロー自動化プラットフォームZapierとは(中)

2020/12/23

Matthew Finnegan Computerworld

 クラウドアプリケーションの利用が広がり、業務プロセスのデジタル化が進む中、繰り返し発生する定型的な作業の自動化も、以前よりは実現しやすくなってきた。ファイルのアップロード、カレンダーへの予定の登録、社内向けのテキストメッセージ送信など、一つひとつは取るに足りない作業も、積もり積もれば大きな手間だ。もっと有益な業務に投じられたはずの時間と集中力が、その分削られることになる。

前回から続く)

企業の活用方法

Credit: Zapier
Credit: Zapier

 コロナ禍の企業では、ワークフローの連携以外にもさまざまな面でZapierが活用された。Foster氏によると、中小企業の迅速なリモートワーク化を支えるうえでもZapierは力になっており、CRMなどの各種アプリケーションとの接続や、レコードの更新に使われている(Zapier自身は、新型コロナウイルス感染拡大の前から完全にリモートワークに移行しており、自動化ツールで複数のクラウドアプリを連携する方法について洞察を得ている)。

 「小規模事業者の場合、事業主に技術的なノウハウがないケースや、サイトを構築できる従業員がいないケースも多い。そこで、ノーコード開発のツールを活用して本格的なサイトを作成し、Zapierで自動化を構成して、新規顧客へのリーチ、在庫の管理、見込み客の取りこぼし防止に利用している」

 ワークフロー自動化のコンサルティングを手がける英Luhhuの創業者で、Zapierに精通しているAndrew Davison氏は、企業がZapierで一般的に得られる効能として、従業員が反復作業に投じる時間を減らせる点を挙げる。同じデータを複数のシステムに入力する作業では多くの時間が浪費され、企業各社が利用するアプリケーションの数がますます増えるのに伴い、状況は悪化する一方だと話す。

 「Zapierなら、こうした状況を解消できる。人件費を直ちに減らしたり、成長のための有意義な業務に人員を配置し直したりできる。さらに、データ入力に伴うヒューマンエラーも避けられる。例えば法務など、影響が大きい分野の企業では、間違いなく重要な要素だ」

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