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Macもクラウド化、その意味は(前)

2021/01/05

Steven J. Vaughan-Nichols Computerworld

 「デスクトップ」の未来はクラウドにあるという話を、筆者は以前から繰り返してきた。2012年頃には、Chromebookは重要な存在になると予言していたし、2017年には、WindowsはパソコンからクラウドベースのDaaS(Desktop as a Service)モデルに移行すると見立てていた(時期は外れたものの、おおむね読みどおりだった)。だが、そんな筆者としても予想外だったのは、Macのクラウド化だ。

Credit: Apple / IDG

 Chromebookに関しては、米IDCが2020年10月に発表した世界のパソコン出荷台数のデータによると、今年7~9月期に出荷されたパソコンのうちChromebookは11%で、出荷台数は前年同期比90%増だった(ちなみにWindowsパソコンは、皆が在宅勤務に移行する中、15%増だった)。

 WindowsのDaaS化については、筆者がかねて予言していたとおり、ついに米Microsoftは、ビジネス向けだけでなくコンシューマー向けについても、WindowsのDaaSをサブスクリプションとして提供する意向を示しつつある。このWindowsデスクトップを利用するうえで、Windows機は必要ない。macOS、iOS、Android、さらにはChromebookやLinuxでも構わない。現在、Windowsのリモートデスクトップは、ChromebookからはMicrosoft製アプリ「Remote Desktop 8」で利用できるし、Linuxからは「Remmina」「FreeRDP」「Vinagre」といったRDP(Remote Desktop Protocol)クライアントで利用できる。

 しかしMacに関しては、クラウド上のMacを利用できるサービスを、大手パブリッククラウド事業者が提供するなんて、絶対ないと思っていた。

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