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Macもクラウド化、その意味は(後)

2021/01/07

Steven J. Vaughan-Nichols Computerworld

 AWSは、2020年12月のオンラインイベント「re:Invent」で、アプライアンス製品「Outposts」の新機種を発表した。もともとOutpostsは、AWSと同様の機能を利用できるマネージドサーバーを企業のデータセンターに設置できるアプライアンスとして、2019年に発表された製品だ。今回登場した新機種は、さらに小型化が図られており、店舗やオフィスにも設置できる。

 また、「Local Zones」を利用できる地域の拡大も発表となった。Local Zonesなら、AWSの通常のリージョンがない都市部の利用者が、AWSのサービスに低レイテンシでアクセスできる。Local ZoneやOutpostとの間がギガビット接続なら、Macのパワーユーザーが必要とする水準のスピードが、「クラウド」でも得られる。

 DaaSとしてのMacは、大きな存在になると筆者は考える。

 筆者もそうだが、コンピューティングの処理能力はやはりデスクトップにあってほしいと思う人は、ぜひ筆者と同じようにLinuxデスクトップを利用してもらいたい。2025年には大半のユーザーの「デスクトップ」がクラウド上で動くようになるとの予測を、筆者は2019年に示した。だが、この時の予測は主にWindowsを想定したもので、Macユーザーが大挙してその波に加わるとは考えていなかった。現在の予測としては、大半のWindowsユーザーに加え、かなりの数のMacユーザーも、その頃にはクラウドに移行していると筆者は考えている。

 世の移ろいは面白い。昔は、メインフレームやミニコンに端末から接続して利用するユーザーが大半で、自宅にパソコンがある人はひと握りしかいなかった。色々な面で、我々はあの頃に戻りつつある。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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