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開発者からマネージャーへの道を進むうえで押さえておきたい7カ条(上)

2021/01/18

Scott Carey InfoWorld

 今回の記事では、マネジメントへの道を進むにあたって考えるべきポイントを、経験者の言葉から探っていく。

Credit: Thinkstock
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 2021年の目標を考えるにあたり、キャリアの次の一歩について思いを巡らせた開発者も多いと思う。新しい言語の習得を目指す人もいれば、マネージャーを目指す人もいるはずだ。

 多くの職業と違って、ソフトウエアエンジニアは、マネジメントへの道だけがキャリアパスではない。開発にフルに従事して、テクノロジーに直接携わっていきたいと考える開発者には、プリンシパルエンジニアやディスティングイッシュドエンジニア、アーキテクトや最高技術責任者(CTO)といった道も考えられる。

 一方、マネジメントへの道を目指すとしたら、個人としての専門技能や成果よりも、チームとしての成果に対して責任を負うことになる。デベロッパーマネージャーの主な職責には、人材の採用・維持・育成、要求事項の反映や調整、達成と再現が可能な実行目標の設定、技術的負債の管理などがある。

1:マネジメントに進むとはどういうことかを理解する

 特にソフトウエアエンジニアリングの場合、マネジメントの道に進むというのは、キャリアの階段をそのまま1段上がるというよりは、平行線上のキャリアパスだと捉えているマネージャーは多く、必要なスキルや優先事項は大きく異なると認識している。その見方はまさに的を射ている。

 オーストラリアAtlassianのシニアソフトウエアエンジニアリングマネージャー、Isabel Nyo氏は、Mediumへの投稿で次のように述べている。「エンジニアリングマネジメントは、ソフトウエアエンジニアリングとは別のキャリアパスである。自分の職種で必要な技術スキルを身に付け、何年かシニアエンジニアを務めたら、その次はエンジニアリングマネージャーだというイメージを抱いているとしたら、それは幻想だ」

 テキサス大学オースティン校で哲学の学位を取得し、独学で開発者になった米VMwareのMichael Cote氏は言う。「デベロッパーマネージャーや上位のマネジメントの職務を担うには、まったく新しい仕事を身に付ける必要がある。プログラミングの知識や、プログラマーの文化についての知識は、強い味方にはなるものの、それ自体を仕事とする立場ではなくなる」

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