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開発者からマネージャーへの道を進むうえで押さえておきたい7カ条(中)

2021/01/20

Scott Carey InfoWorld

4:マネジメントの重要スキルをまず磨く

 エンジニアリングマネージャーにとって重要なスキルは、開発チームのメンバーとは大きく異なる。一般にマネージャーを評価する基準は、個人として開発したコードではなく、チームの成功度やパフォーマンスである。

 AtlassianのNyo氏は、自らのサイトで、「テクノロジー企業のエンジニアリングマネージャーに必要な重要スキル10選」と題したブログ記事を公開している。この中で同氏は、分析やファイナンスといった根本的なスキルに加え、適応性や起業家精神といったスキルを取り上げている。

 優れたマネージャーの特質として、TwitterのCaldwell氏は、予測可能な成果や品質水準へとチームメンバーを導く能力や、メンバーへの目配りに加え、俯瞰的な洞察力を挙げる。「単なる職務遂行ではなく、取り組みを行う理由や自社のアプローチの仕方に関して、ビジネスと戦略をある程度理解していること」

 さらに、文化形成という側面の仕事もある。Credit KarmaのMaunder氏は、競合企業のアイルランドExperianで働いていた時に、組織心理学を専門とするDamian Hughes教授を師と仰いだ。同氏は教授からこう言われた。「リーダーの役割はただ1つ。人々が活躍する組織を作り上げることだ。それ以外は、難しいことは何もない」

 そこでMaunder氏は、チームの中にセーフスペースを確立することに取り組み、気まずさを感じずに質問できる場を設けた。「内向的な人も多いテクノロジー界では、こうしたことが簡単ではない場合もある。そこで、皆が楽しく仕事に来て、自分たちが何を担っているのかを理解できるような環境を用意する。それが済めば、あとは順調だ」

 こうしたスキルを磨くうえで役立つ書籍として、今回話を聞いた人たちの口からは、米FreeCodeCampのOvidiu Bute氏の記事で挙げられているような書籍の名前が繰り返し聞かれた。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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