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IFTTTからの乗り換え先、有力候補5選(前)

2021/01/19

James A. Martin and Matthew Finnegan Computerworld

 IFTTTのアプレットにあたる、ひとまとまりの連携のことを、Zapierではザップ(Zap)と呼ぶ。あらかじめ用意されているザップを利用してもよいし、各種サービスを連携する独自のザップを作成してもよい。IFTTTに比べると、Zapierの方が業務アプリケーションとの連携に多少力を入れており、MySQLやRecurlyなどにも対応している。

 いくつものサービスを連携するマルチステップのザップも使える。例えば、Googleスプレッドシートの共有シートに誰かが情報を追加した時に、SlackのメッセージとGmailの両方で通知を受け取るようなザップを作成できる。また、フィルタの設定も可能だ。例えば、メールに特定のキーワードが含まれているといった所定の条件を満たした時にのみ、ザップを作動させることができる。

 無料プランでは、ザップの数は最大5つに限られ、マルチステップのザップも利用できない。サービスの感触をつかむには十分だが、パワーユーザーを目指すには物足りない。月20ドルからの有料プランは、ザップの数が増え、マルチステップのザップにも対応している。ZendeskやMySQLなど、有料プランでのみ連携できるサービスやアプリもある。

Microsoft Power Automate

 Power Automateは2016年に登場し、最初はMicrosoft Flowという名前だった。Microsoftのソフトウエアやサービスを業務に使っている法人ユーザーが主なターゲットだが、それ以外のユーザーでも利用できる。ひとまとまりの連携のことをフローと呼び、255のサービスを連携するマルチステップのフローも利用できる。

 連携可能なサービスにはMicrosoftのものが多く、SharePoint、Teams、Office 365、Outlook、OneDrive、Dynamics 365、Azureの各種サービス、Yammerなどに対応している。そのほか、Gmail、Asana、Slack、Basecamp、GitHubなどとも連携できる。

 Gmailとの連携では、何らかの条件を満たす受信メールを、所定の連絡先に自動で転送するといった処理に対応する。例えば、特定の航空会社から届いた予約確認メールを、すべて上司に転送できる。フローへのアクションの追加も簡単で、例えばそのメールをスマホにも通知するというような変更をすぐに加えられる。

 Microsoftとしては、コードレス自動化ツールの有力候補としてPower Automateを打ち出して、Power Platformの主軸の1つに据えたいようだ。Windows用アプリのほか、Android用とiOS用のモバイルアプリもあり、フローの作成や管理などをスマホで行える。

 Power Automateは、Microsoft 365やDynamics 365の一部のプランに含まれているほか、1ユーザーあたり月15ドルで利用できる単体のプランもある。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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