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クラウドの料金モデルがはらむ11の課題(上)

2021/01/25

Peter Wayner InfoWorld

 今回の記事では、クラウドの料金モデルがはらむ11の課題を取り上げる。

Credit: Thinkstock

 クラウドの料金表を初めて目にした時に感じるのは、いわば駄菓子屋で大人買いする時のような感覚だ。商品を買うべきか否か、じっくり比較検討などしなくても、好きなものを好きなだけ買えそうに思える。クラウドの料金表には、単価が小数で示されている項目も多い。端数を切り捨てるとゼロになるような金額なら、問題が起こりそうには思えない。

 だが、そのような感覚は最初だけだ。いざ利用を始めると、クラウド事業者からの高額な請求書に社内が驚き、厳しい話し合いが持たれることも多い。単価は安いはずなのに、請求が高額になったのは一体なぜなのか。何か回避策や裏ワザはないのか。皆で頭を悩ませることになる。

 クラウドの活用で成功を収めている企業の好例といえば米Netflixかもしれない。毎週金曜や土曜の夜、視聴者が急増する時間になると、膨大な数のインスタンスを新たに起動してニーズに対応し、数時間たって皆が寝静まる頃には元に戻す。追加したマシンの料金は、使用した時間分だけ払えば済む。

 だが、世の中のコンピューティングは、このようにニーズの山と谷が明確なジョブばかりではない。インスタンスを24時間稼働する場合、たとえ割引を適用しても料金がかさむことがあり、クラウドのメリットは薄れる。

 今回の記事では、クラウドの料金モデルがはらむ11の課題を取り上げる。

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