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IT資産の管理、IoTの活用が広がる(前)

2021/02/02

Bob Violino Network World

 企業のITインフラの監視や保守において、IoTが重要な役割を担いつつある。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でITプロフェッショナルの在宅勤務が増える中、サーバー、ストレージシステム、ネットワーク機器などの装置のパフォーマンスや稼働状況を、ネットワークにつながったセンサーで測定している。

Credit: monsitj / Getty Images

 IoTの用途は、データセンターにある機器の稼働状況の把握や、システムの更新や修理が必要な時期の判断だけではない。気温、湿度、漏水など、環境条件や環境事象を監視する用途もある。さらに、侵入を検知してダウンタイムやデータ流出を防ぐ目的でも活用できる。

 調査会社ITICの主席アナリスト、Laura DiDio氏は言う。「IoTの導入が本格化し、活用の事例は増えている。IT管理者やセキュリティ管理者は、IoTの継続的な展開、構成、利用を、これまで以上に前向きに捉えている」。企業各社は、従業員や請負業者が利用するパソコン、タブレット、携帯電話に加え、データセンターやクラウド、ネットワークエッジに設置しているサーバー、ルーター、スイッチなど、物理的なIT資産の状況を監視する必要性を認識していると、DiDio氏は話す。

 IT資産や各種機器の監視に対応できるIoT製品の市場には、米Cisco、米Dell、米HPE、中国Huawei、米IBM、米Microsoft、米Oracle、ドイツSAP、フランスSchneider Electricといった大手ベンダーも参入している。そのほか、IoT関連の製品やサービスを専門的に手がけている企業としては、米Digi、オランダGemalto、米Jasper、米Particle、米Pegasystems、英Telit、米Verizonなどがある。

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