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IT資産の管理、IoTの活用が広がる(後)

2021/02/04

Bob Violino Network World

 企業のITインフラの監視や保守において、IoTが重要な役割を担いつつある。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でITプロフェッショナルの在宅勤務が増える中、サーバー、ストレージシステム、ネットワーク機器などの装置のパフォーマンスや稼働状況を、ネットワークにつながったセンサーで測定している。

前回から続く)

ロボット開発企業がIT環境の監視にIoTを活用

Credit: Getty Images

 ロボット開発の米Bossa Nova Roboticsは、米Cisco Merakiのセンサー製品「Meraki MT」を利用して、データセンターやIT拠点の温度、湿度、漏水、ドアの開閉状態を監視している。

 同社のITディレクター、Todd Shipway氏は、「温度や湿度が機器の仕様から外れないかを監視している」と話す。センサーは、キャビネットやラックのほか、同社の施設の主な「ホットスポット」に設置している。

 「各ITエリアに通じるドアの状態も監視している。ドアが開いている状態か、最後に開いた時刻はいつかなどが簡単に分かり、ドアの開閉やITエリアへの立ち入りが想定される時間なのかどうかも判断できる。問題が起きた時には、一元的なダッシュボードですぐに確認できる」

 Bossa Nova Roboticsは、各地のオフィスや製造拠点にあるIT資産の主な状況を監視する目的から、2019年にIoT製品の利用を始めた。

 「冷却や空調は大きな懸念だった。以前、IT機器で気温絡みの問題に見舞われたことがある」とShipway氏は言う。発熱に伴うハードウエア障害などの経験があり、温度と湿度が大きく上がる夏が特に問題だった。

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