TOPマネジメント > 米テック業界のダイバーシティ向上に取り組んでいる団体15選(...

マネジメント

米テック業界のダイバーシティ向上に取り組んでいる団体15選(前)

2021/02/08

Sarah K. White CIO

 米国でBIPOC(黒人・先住民・有色人種)の人々がITやSTEM(科学・技術・工学・数学)関連の職に従事するうえで、テクノロジー業界は受容性の高い場所とは言えない。近年は企業各社がダイバーシティを高める取り組みを進めているものの、調査結果の数字を見ると、テクノロジー業界のダイバーシティには、依然として大きなギャップがある。

Credit: William Stitt
Credit: William Stitt

 米雇用機会均等委員会のレポート「Diversity in High Tech」によると、米国テクノロジー業界の被雇用者の人種別構成は白人が約68%を占め、アジア系(14%)、ヒスパニック(8%)、黒人(7%)と比べ圧倒的に多い。経営幹部を見ても、白人の83%に対し、アジア系は11%、黒人はわずか2%だ。

 ダイバーシティがさかんに話題となるテクノロジー業界だが、BIPOCの割合には依然として改善の余地がある。こうした中で、ダイバーシティをテーマとした活動を行っている専門団体も見られる。今回の記事では、その中から15の団体を紹介する。

 各団体は、奨学金、トレーニング、ネットワーキングなどの活動や支援を通じて、テクノロジー業界のマイノリティの格差解消に取り組んでいる。ダイバーシティや平等についての議論が高まる中、こうした活動が今後さらに活発になることを期待したい。

American Indian Science and Engineering Society(AISES)

 STEM分野の教育やキャリアに関して、北米の先住民の人々の参加を増やすことを目指した活動を行っている非営利団体。アメリカ先住民、アラスカ先住民、ハワイ先住民、ポリネシア人、ファーストネーションなどの人々を対象とし、児童生徒や学生向けの教育プログラム、奨学金、イベントや、プロフェッショナル向けのキャリア開発、ネットワーキングなどに関する活動や支援を行っている。

Black Data Processing Associates(BDPA)

 1975年設立の団体。ITやSTEMの分野に従事する黒人やマイノリティの人々を支える活動に取り組み、カンファレンス、地域イベント、継続教育、職業訓練、奨学金、キャリア開発などを実施している。また、児童生徒を対象として、Student Information Technology Education and Scholarship(SITES)、National High School Computer Competitions(HSCC)、Youth Technology Camp(YTC)など、今後のテクノロジー界を担う人材を育成するプログラムも実施している。

↑ページ先頭へ