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米テック業界のダイバーシティ向上に取り組んでいる団体15選(前)

2021/02/08

Sarah K. White CIO

Black & Brown Founders

 黒人やラテン系アメリカ人の起業家を支援する活動を行っている団体。ベンチャーキャピタルに頼らずにスタートアップを立ち上げるための知識、手段、戦術を提供するため、イベントやオンラインカンファレンスなどを開催している。創設者のAniyia Williams氏がこの団体を設立したのは、有色人種の起業家が資金調達で直面する壁を自ら経験したことがきっかけだった。リソースに限りがある起業家へのトレーニングや支援を通じて、外部からの資金調達がなくてもビジネスアイデアを実現できるように後押ししたいと考えた。

Black Girls Code

 少女たちへのプログラミング教育を通じて、テクノロジー業界で働く有色人種の女性の数を増やすことを目指している団体。サンフランシスコでは、白人家庭にインターネット接続環境がある割合は、黒人家庭の2倍となっている。この団体は、こうしたデジタルデバイドの解消を目指して、少女たちにプログラミングの初歩を教え、現代のコンピューター技術の基礎を授けている。また、指導や支援にあたるボランティアも募集している。

Blacks in Technology(BIT)

 テクノロジー業界で黒人の格差をなくすための活動に取り組んでいる団体。米国各地に14の支部がある。会員のネットワークやコミュニティを通じた活動によって、テクノロジー業界のダイバーシティを高める新たなスタンダードを確立することを目指している。

Code2040

 テクノロジー界の人種的公平をテーマとするコミュニティとして活動を進めている非営利団体。黒人やラテン系アメリカ人がイノベーションエコノミーに完全に加わったりリーダーシップを発揮したりすることを妨げてきた構造的障壁の打破を目指して、イベント、トレーニング、キャリア開発などの活動を実施している。

DigitalUndivided(DID)

 女性起業家の力で黒人やラテン系アメリカ人のコミュニティの経済発展を促すための活動を行っている団体。テクノロジー業界の黒人女性起業家を集めた2012年のカンファレンスから始まって、2014年には8週間のバーチャルアクセラレータープログラムを実施したほか、2015年の調査プロジェクトでは、黒人やラテン系アメリカ人の女性起業家が獲得したベンチャー投資額が全体の0.2%足らずだったことを明らかにした。この調査レポートの公開以降、黒人女性が率いるスタートアップの数は3倍に増え、投資額は500%増となった。その後も同団体は、テクノロジー業界の黒人やラテン系アメリカ人の女性起業家を支える取り組みの拡大を続けている。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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