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5G展開を進める米通信キャリア、法人向け事業の勝算は(後)

2021/02/25

Andy Patrizio Network World

 米国の携帯通信キャリアは、5Gの展開を急ピッチで進める中で、法人向け事業の多角化をもくろんでいる。だが、各社の現在の戦略でその狙いを達成できるかどうかは不透明だとアナリストらは指摘する。

前回から続く)

エッジの有望性

Credit: Getty Images
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 通信キャリアに勝算がある分野としてまず考えられるのは、ナローバンドIoTだ。低速通信で事足りるIoTデバイス向けの手軽な接続サービスを、幅広いエリアでさまざまな業種向けに提供できる。だが、競争力のあるサービスで法人顧客の関心を引くという面で、最も可能性が見込まれるのは、エッジコンピューティングだ。

 米国内の多くの地域で5Gが本格始動を果たした後は、通信キャリアの拠点の数の多さは大きな強みとなる。5G基地局にコンピューティングやストレージのノードを置くことで、エッジの拠点に転換し、エリア内の顧客にエッジサービスを提供できる。

 こうしたサービスが魅力的かどうかは、もちろん業種にもよるが、ターゲットとなり得る市場の1つが、電力などの公益事業だとRenaud氏は言う。

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